文化系女子「ぼる塾」独り勝ちのワケ 「3時のヒロイン」との違いは?(日刊ゲンダイDIGITAL)
文化系女子「ぼる塾」独り勝ちのワケ 「3時のヒロイン」との違いは?
最近、女性芸人で独り勝ち状態なのがぼる塾だ。スイーツ、テーマパーク巡り、スタジオから現場まで何でもこなし、テレビ露出は急上昇。 【写真】ちょっと似ている?「3時のヒロイン」の3人 7月28日、都内で行われた「ミッキー&フレンズ 国際フレンドシップデー記念! PRイベント」に登場すると、相方のいいところとして、あんり(27)は田辺智加(38)について「かわいいんですよ、リュックも自分で閉められないし、収録中も寝ちゃうし。高木ブーさん以来って聞いてます」とコメント。田辺は「本当に寝ちゃうんですよ。なんとかしたいんですけど」とぼる塾独特の脱力感のある仲の良さを明かした。 ぼる塾は元々、田辺と酒寄希望(現在育休中=34)の“猫塾”と、きりやはるか(27)・あんりの同級生コンビ“しんぼる”という2コンビが合体したユニット。酒寄が産休中でピンで活動していた田辺としんぼるがユニットを組んだのがきっかけで現在の“ダブルぽっちゃり”編成が確立された。 「3時のヒロイン」も同様のスタイルだが、リーダーの福田麻貴(33)が、かなで(30)とゆめっち(27)を誘って結成。リーダーがネタを作るワントップ体制。一方、ぼる塾はあんりと酒寄がネタを作るなど、どこかメンバー間にサークルっぽい対等感がある。 芸能リポーターの川内天子氏がこう言う。 ■時代に合った“毒弱め”の笑い 「3時のヒロインが“サイダー”だとすれば、ぼる塾は“カルピス”のような存在。3時のヒロインはキャラクターがハッキリしていて、踊るとキレッキレだったり“意外性”がウリ。それに比べ、ぼる塾は運動苦手な文化系女子で、ぽっちゃりキャラのイメージから逸脱しない。ネタも田辺さんの『まーねー』のオチにつながるときが心地良く、滋養味というか、やさしい安定感がある。実は毒舌が多いのに、ぽっちゃりキャラ2人の幸せそうな笑顔のインパクトで最終的には毒の印象が強く残らない。ぺこぱの傷つけない笑いもそうですが、今の時代に合っているのだと思います」 弱毒性ぽっちゃりはクセになりそうだ。
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