S・スタローンは25年連れ添った妻から三くだり半…「禍福は糾える縄の如し」(日刊ゲンダイDIGITAL)
S・スタローンは25年連れ添った妻から三くだり半…「禍福は糾える縄の如し」
米俳優のシルベスター・スタローン(76)が、25年連れ添った妻でモデルのジェニファー・フレイヴィン(54)から離婚を申請されていたと米メディアが報じた。 S・スタローンに性的暴行容疑…ロス検察当局が捜査を開始(2018年) 2人は1988年に交際を開始し、97年に結婚。年齢差は22歳。交際期間も含めれば35年近く連れ添った年下妻から突如突き付けられた三くだり半は、日本で言えば喜寿を迎える男にはこたえるだろう。 2人の間には、ソフィア(25)、システィーン(24)、スカーレット(20)という3人の娘もおり、2017年のゴールデングローブ賞授賞式にアシスタントとして出席し“美人3姉妹”として注目されていた。 スタローンにとっては3度目の離婚。1度目は、無名時代の1974年にサーシャ・チャックと結婚し、セイジ・スタローンら2人の男児をもうけたが、85年に離婚。2度目は、85年に「ロッキー4/炎の友情」でドラゴの妻を演じたブリジット・ニールセンと結婚したが、2年後に離婚。今回も“三度目の正直”とはならなかった。私生活はゴタついているスタローンだが、仕事は順調で、現在、「ロッキーvsドラゴ ROCKY Ⅳ」が公開中。同作は、「ロッキー4/炎の友情」を、かねて再編集したいと考えていたスタローンがオリジナル91分のうち、42分を新映像に差し替え、93分の作品に再構築した作品だ。最新デジタル技術も駆使し、人間ドラマに重きをおいた、“ほぼ新作”となっているという。 ■「ロッキーvsドラゴ」は高評価 この“シン・ロッキー”が、「トップガン マーヴェリック」など折からの“80年代映画リバイバルブーム”にうまく乗ったか、往年のファンからの評判がすこぶるいい。SNS上では、「これぞスタローンが本当に見せたかった真のロッキー4」「アポロやドラゴがオリジナルよりも掘り下げられ、人間関係により深みを感じた」などと絶賛されている。好評を受け、新宿ピカデリーでは1週間の予定だった上映がもう1週間延長となった。 若いカミさんから見捨てられる憂き目に遭いながら、過去の作品の再編集版は異例のヒット。映画批評家の前田有一氏はこう話す。 「『ロッキー』シリーズはスタローン自身の人生とシンクロする部分も多く、彼にとっても特別な作品だと思います。無名の俳優から一気にスターダムに駆け上がった第1作に始まり、『ロッキー4』では、新たな妻であるブリジット・ニールセンを出演させたり、ロッキーが後進を育てる役に回った『クリード チャンプを継ぐ男』には、その3年前に36歳の若さで急逝した息子・セイジへの思いが色濃く反映されています。今回、肉体的、精神的に最盛期だったころの作品を再構築して高評価を得ているところに、オシドリ夫婦といわれていた奥さんから突然、離婚を突き付けられてしまうとは……なんとも因果なことです」 まさに「禍福は糾える縄の如し」。また新たなロッキーの新作が生まれるかも知れない。
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引用:S・スタローンは25年連れ添った妻から三くだり半…「禍福は糾える縄の如し」(日刊ゲンダイDIGITAL)




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